玄米食のすすめ
カロリー制限食や糖質制限食をよく耳にしますが、どちらも続けるのは相当意志がが強くないと難しいようです。ロカボなら糖質を一食20~40gに抑えるだけで、他の栄養素は普通に食べていいので続けやす、手軽にできます。
自分自身もダイエットのため糖質制限を試したことがありますが、当時は単身赴任中だったこともあり炭水化物以外でカロリーを摂ることが難しく、特に昼食に苦労しました。鶏むね肉のサラダチキンや鯖缶、ソーセージも食べたりしましたが、サラダチキンは塩分が気になり、ソーセージは加工食品なので食べ続けて大丈夫なの?と思ったり、缶詰めはニオイや缶の処分に苦労したので長続きはしませんでした。
今の食事は朝、昼食は玄米に納豆、卵、ヨーグルト、豆乳のどれかの組み合わせで食べています。体重は一時期より3~4㎏は減りましたが、まだ標準体重より3kgほど多いのですが気にしていません。この食事で一番の効果が出ているのは便秘が解消したことです。多分玄米の食物繊維のおかげだと思います。
玄米が利点はまず低GI食ですね。GIとは血糖値の上がり方をグルコースと比較た数値ですが、この値が低いほど高血糖にならずにすみ、グルコーススパイク、過剰なインシュリンの分泌を抑えることができます。また玄米はタンパクやミネラル、ビタミンも多く含まれており栄養源として優れています。
さらに食べた方も気にして、なるべく冷えたご飯にしています。温かいご飯はα化したでんぷんなので風味、消化にいいのですが、消化にいいということは血糖値が上がりやすいとということです。血糖値の上昇を抑えるなら冷えたご飯です。また冷えたご飯は、レジスタントスターチが多く含まれ、これが腸内細菌の餌となり健康にいいといわれる酪酸が生産されます。酪酸の効果はまた別の機会に書きますが、ご飯の食べたかだけでも工夫すればより健康につながります。
ただ玄米は美味しくありません。初めは健康のため自分だけ玄米食にしていましたが、家族は不味いと言って誰も食べてくれませんでした。コシヒカリ、秋小町等試しましたが、どれも大した差はありませんでした。しかしミルキークイーンは美味しくおにぎりにしたら最高です。さがびよりも元会社の同期から教えてもらって同様に美味しかったけど、お値段が少し高かったのでここ数年ミルキークイーンの玄米を食べています。その同期が福島産の天のつぶも美味しいと言っていたので、いつか試してみます。