緊急避妊薬を使いたいとき
昨年12月に緊急避妊薬の講義を受講すると、厚労省のHPに対応できる薬局の一覧が掲載されます。現時点ではまだ私の薬局は掲載されていませんが年度末までには載るようです。EC薬いつ必要になるか分かりませんが、必要なとき無いと困るので置くようにしました。
ECは買えるわけではなく、産婦人科の先生からの処方せんが必要になります。産婦人科に直接受診できる人はそこで薬を購入すればいいのですが、休診や時間外、または近くに対応する産婦人科がない時は、オンラインや電話で産婦人科を受診し、処方箋せんを薬局にfaxし、その薬局で購入、その場で服用することになります。
流れを図にすると以下のようになります。
産婦人科に電話受診 → 産婦人科から薬局へ処方せんをfax →薬局で薬を服用 → 確認のため産婦人科受診
緊急避妊薬の使用にあたり以下のことを注意する必要があります。
- 本人が来局して、薬局で服用しなければいけない。代理の方や持ち帰りでの購入はできない。
- この薬を服用しても、完全に妊娠が回避できるわけではありません。
- 妊娠阻止率は、24時間以内:95%、25~48時間:85%、49~58時間:58%です。
- 薬を飲んで妊娠が回避できたかすぐには分からない。
- 服用後に避妊が成功した印の出血があっても、消退出血(妊娠していない)かは患者が区別するのは難しい。
- 妊娠反応検査(尿検査)は、排卵から14日以降でないと陽性にならない。
厚労省のホームページに対応でききる産婦人科の一覧があります。
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